2008年5月30日金曜日

地方参政権について

皆さんへ

お変わりありませんか。

遅まきながら、28日の民団新聞の地方参政権に関する記事を読み、
地方参政権のあほらしさを感じ、他紙で確認しました。

19日の毎日は、民主党の「在日韓国人をはじめとする永住外国人
住民の法的地位向上を推進する議員連盟」(会長=岡田克也副代表)
がまとめた提言を記しています。

「推進議連が20日にまとめる提言は、選挙権付与の対象を朝鮮(北朝鮮)籍
以外の永住者とし、行使の範囲を地方の首長選と議員選に限定。被選挙権は
付与しない内容だ」とのことです。

まあ、民主党の中でも70-80名くらいは外国人への地方参政権付与反対の
連盟を作ったということなので、どうなることかわかりませんが、今国会の
法案提出を目指しているそうです。だめでしょう。

しかし被選挙権のない参政権って何?
また、日本に住む外国人の権利と考えるべきものなのに、朝鮮籍は日本と
外交関係がないというので、はずすというのはどういうことなのでしょうね。
まあ、私は公明党が熱心なのを知り、各政党の選挙目当てと昔から感じていましたが・・・
あまりに露骨すぎますね。またまた「在日」を利用しようとするのでしょうね。

参政権の話がでると今度は自民党の方からは、外国籍のままの参政権を嫌い、
帰化が簡単にできる段取りをしているとのこと、どこまで愚劣なことをし続けるのか、
見てみましょう。

「植民地支配の責任」「戦後責任」ということが言われていますが、
ますます遠ーくなりますね・・・

独り言です。

2008年5月24日土曜日

出版の経過と、出版記念会への参加のお願い

皆さんへ



お変わりありませんか。

小生、この半年、坐骨神経痛・腰痛に悩みましたが、ようやく立ち直れそうです。いろいろとご心配おかけしました。社会復帰宣言です!



昨年の7月15日に、「共生」を考える研究集会を行いましたが、そのときの発題と議論をベースにして位置付けを明確にして、この6月末か、7月はじめに出版のめどがたちましたので、ご報告いたします。



タイトル:日本社会における多文化共生とは何か(内定)

目次:

 序論 「多文化共生」への道程と新自由主義の時代―加藤千香子

第一部 「在日」当事者が問う「共生」

 「日立闘争」とは何であったのかー崔 勝久

 続「日立闘争」-職場組織の中でー朴 鐘碩

 「民族保育」の実践と問題   -曺 慶姫

 「共生の街」川崎市を問う   -崔 勝久

第二部 上野千鶴子が問う「共生」

 「共生」を考えるー上野千鶴子

 コメンテーターとして

     「当事者」ということについてー伊藤 晃

     日本社会と「共生」の再定義 ―加藤千香子

 

    編集:加藤千香子、崔勝久

    出版社:新曜社



 お願いがあります。出版記念会を7月21日(月―休日)を予定しています。

 場所は、川崎の教育文化会館を予約しています。

 当日の出版記念会の持ち方は現在、検討中ですが、格差社会が拡大するこの

 新自由主義の時代にあって「多文化共生」について様々な角度から実践と

 学問の両分野から論議するような場にしたいと考えています。ご期待下さい。

 事前にお知らせして、まず、その日の午後、ご参加いただけるように予定を
 組んでいただければ幸いです。



  崔 勝久
  SK Choi