伊藤さんへ
お久しぶりです。お元気ですか。
そうですか、教えてください、当事者の感性が最も重要です。
私は以下のように理解していました。
この話の由来は聖書の使徒行伝にあるパウロにあるようで、「常識」
として使っていました。「常識」だからだといって差別用語でない
とは言えません。
伊藤さん、この「慣例句」がこれまで差別用語として問題になった
ことがあるのであれば、教えていただけますか。また伊藤さんはこの
「慣例句」がどうして差別語だと思ったのか、お知らせください。
私は開き直るつもりは全くなく、Iさんの当事者としての見解を
広く伝えたいと思います。聖書ではこれまで「差別用語」を検証して
書き換えが行われてきましたが、この言葉が問題になったことは
ありません。よろしくお願いします。
Iさん、私が阿部三選阻止のために動いていることは聞いて
いらっしゃると思います。市長選はおそらく10月だと思われます。
Iさんたちの仲間とも協力して何としても阿部を阻止しましょう。
>あることをきっかけとして急にものごとの真相や本質がわかる
>ようになるになること。
広辞苑
>新約聖書の「使徒行伝」9章18節に出てくる、サウロの目から、
>うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった話に由来。
崔 勝久
2009年4月19日日曜日
2009年4月17日金曜日
目から鱗、とはこのこと。「外国人看護師の行方」より

「外国人看護師の行方」という上野千鶴子さんの記事を読みました(2009年3月23日 信濃毎日新聞 「月曜評論」より)。伊藤るりさんの論文「再生産労働の国際移転で問われる日本のジェンダー・バイアス」(都市問題 第100巻第3号、2009年3月号)を読んだあとであったので、送りこむ側・受け入れ側のジェンダー・バイアスの問題があることを考えていた矢先でした。伊藤さんは、「国籍と性別を問わず、介護労働者の人権が等しく保障されるために」ということで、3点あげ、その最後の「日本国内に包括的な人権保障の実現を図る機関を設置することが重要になる」という提案をしています。
上野さんは、外国人看護師候補は4年間の滞在で3回、介護士は1回の受験チャンスしかなく、その間離職も転職もできず、合格しないと送り返されるという決まりの中で、目から鱗の提案うをしていました。それは、試験問題のすべてにルビをふるというアイデアでした。
海外からの看護師に関しては、石原都知事は、鄭香均の裁判闘争のときに、いくら優秀でも外国人は管理職にさせないと断言していました(「当然の法理」http://homepage3.nifty.com/hrv/krk/index2.html)。海外から看護師が日本で働くことによって、日本人の看護師の賃金が下がるかもしれないとか、同じ賃金を外国人看護師に払うのは不当という議論はありました。しかし私はルビをつけるという発想には至らず、上野さんの提案に、あっと驚いた次第です。
この提案から私の脳裏をよぎったのは、「「慰安婦」問題へのもうひとつの視座を探って」(鄭柚鎮 インパッション167号)という論文でした。これまでの「慰安婦」問題の視点を批判的に捉え、「慰安婦」自身の立場に徹底的に立つことの重要性を指摘してました。運動を志す者はどうしても、運動論とか、民族的な立場とか(日本人、韓国人に拘わらず)を重視してきたきらいがあったように思います。しかし上野さんのアイデアは単純で、彼女たちに最も必要なものは何かということからでてきたものと思います。
鄭香均の友人たちはインドネシアから来た看護師候補に日本語を教える活動をすると聞いたことがあり、私は賛同していました。私の友人はフィリピンでボランティア活動をしています。しかし音訓の二通りの読み方がある漢字は、日本語を学ぶものにとっては限りなくむつかしいはずです。
以上のことは、多くの外国人労働者が日本に多く住むようになるというのは、<新>植民地主義にあっては不可避であり(西川長夫『グローバリゼーションと植民地主義』(人文書籍)と横浜国大での講演録参照。
http://homepage3.nifty.com/tajimabc/new_page_167.htm)、そういう社会にあって、全ての住民が国籍に拘わらず、生活とお互いの「意見」を言い合う場がどのよう保障されるのか、という齋藤純一さんの「民主的な公共性」のテーマに結びつきます(6月6日に斎藤さんの学習会があります。そしてそれは地方自治の仕組みとしてどのように可能なのかということで、5月26日小原隆治さんの学習会で学びます)。
政府にこの信濃毎日の記事が届き、是非とも、ルビをふるという決断をしてもらいたいものです。闘いとはこのように徹底的に当事者の立場に立ち当事者を尊重する視点をもち、「敵」さえ巻き込むような、柔軟なものでありたいですね。みなさん、いかがでしょうか。
--
崔 勝久
SK Choi
skchoi777@gmail.com
携帯:090-4067-9352
2009年4月16日木曜日
民団新聞:いま考える「日立闘争」 横浜国大 朴鐘碩さん講師に

いま考える「日立闘争」 朴鐘碩さん講師に 2009-04-15
横浜国大で講義する朴鐘碩さん
【神奈川】横浜国立大学で9日から始まった教養教育科目の授業の一つ「貧困・差別・抑圧の歴史と現在」の第1回に70年代初頭の日立就職差別闘争の当事者、朴鐘碩さん(横浜市戸塚区の日立製作所ソフトウエア事業部勤務)がゲスト講師として招かれ、当時の記録ビデオも上映された。1年生を中心に300人以上が大教室を埋め、立ち見が出るほどだった。
授業は日本の敗戦後の貧困・差別・抑圧を「今を生きる私たちの足下の問題」としてとらえ、マイノリティーの位置・観点から考えるのが目的。この授業は教育人間科学部国際共生社会課程の加藤千香子教授が担当して昨年から始まった。好評だったことから今年も趣向を変え、全15回構成で別々の教師が担当するオムニバス形式の授業が組まれた。
朴さんは、社員がパソコンに向かって黙々とノルマをこなすことだけを求められている社内事情や、外国籍者を職務・昇進で制限している川崎市役所での実態などについて解説した。学生たちは講義というよりも、将来は自らが直面する問題であることを感じ取っていた。
講義を受けたある学生は、「授業前は人種差別の話かと、どこか他人事のように感じていました。ところが、朴さんの話を聞いて、自分自身の問題であることがよくわかりました。どうして君たちは自分の権利、自由を手に入れるために闘わないのかと言われているかのようでした。『日立闘争』の現在における意味とは行動することなのだと思います」と語った。
また、一橋大学大学院から聴講に来た山内明美さん(博士課程)は「私たちは努力すればいつか道が切り開けると教えられてきたが、現実には裏切られていく感覚を味わっています。朴さんが40年前から現在に至るまで抱え続けてきた問題が、私自身の問題でもあったことに思い至るのです」と話していた。
■□
「日立闘争」とは
通称名で日立のソフトウエア戸塚工場の入社試験に応募し、合格した在日2世の朴鐘碩さんは、入社直前に韓国人であることを理由に採用を拒否された。朴さんは多くの支援者に囲まれ、「国籍が韓国という理由での入社拒否は不当」と日立を相手取って訴訟を起こした。提訴から4年後の74年、大方の予想を裏切って勝訴した。いまに続く国籍を理由とする民族差別撤廃闘争の先駆となった事件。
(2009.4.15 民団新聞)
「在特会」って知っています? 「利敵行為」について
みなさんへ
「在特会」というのは、「在日特権を許さない会」のことです。3か月で1000名の会員になったということです。日本の現実を是非、直視ください。
http://www.zaitokukai.com/modules/bluesbb/
やはりこのような日本人の血の純潔を信じ、朝鮮人排斥を訴える集団が存在し主張し始めているのですね。
彼らの主張は問題意識のある人の耳には入らないと思いつつ、伊藤成彦さんのエッセーにあるように、北朝鮮との関係でマスコミと日本政府が「狂乱」を演じたことを知ると、これからどうなるかわからないなという
恐怖感のようなものがじわっと身に迫りますね。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/04/blog-post_13.html
藤原恵美子さんの「植民地主義の克服と「多文化共生」論」『制裁論を超えてー朝鮮半島と日本の<平和>を紡ぐ』(中野憲志編、新評論 2007)という論文をおもいだします。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/08/blog-post_21.html
彼女は「官製共生批判」の集会を主催した人物で、その時の講師の徳島大学の樋口さんと懇談したとき、樋口さんは「利敵行為」という話をされ、彼が昔川崎の調査に関わったときに市の職員に感じたパターナリズムに厭気がさしたが、「利敵行為」になることを恐れてそのことには触れなかったという話でした。2008年の9月のブログをごらんください、いくつか寄稿があります。
(http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/09/blog-post_1813.html)
樋口さんが「在特会」のことを知っていたとは思いませんが、「門戸の開放」には右翼が外宣車が来たとのことでしたから、これからの闘いはいろんなファクターを考え、複合的な戦略を練る必要があるように思います。これまでは、私たちはいわゆる正論を掲げ、「共生」の問題点の指摘とその問題がもつ意味を考えてきました。それはそれで必要であり、正しかったと思いますが、それにとどまらず、問題の所在を深く捉え、いろんな立場の人たちとのつながりを強めて広範囲な運動を展開したいと思います。
その第一歩は、「戦争に行かない外国人は、準会員」と言い放った阿部現市長の三選を阻止することです。右翼との闘いが始まります。違いではなく、共通点を求めて実際的な運動を展開をしたいものです。
--
崔 勝久
SK Choi
「在特会」というのは、「在日特権を許さない会」のことです。3か月で1000名の会員になったということです。日本の現実を是非、直視ください。
http://www.zaitokukai.com/modules/bluesbb/
やはりこのような日本人の血の純潔を信じ、朝鮮人排斥を訴える集団が存在し主張し始めているのですね。
彼らの主張は問題意識のある人の耳には入らないと思いつつ、伊藤成彦さんのエッセーにあるように、北朝鮮との関係でマスコミと日本政府が「狂乱」を演じたことを知ると、これからどうなるかわからないなという
恐怖感のようなものがじわっと身に迫りますね。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2009/04/blog-post_13.html
藤原恵美子さんの「植民地主義の克服と「多文化共生」論」『制裁論を超えてー朝鮮半島と日本の<平和>を紡ぐ』(中野憲志編、新評論 2007)という論文をおもいだします。
http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/08/blog-post_21.html
彼女は「官製共生批判」の集会を主催した人物で、その時の講師の徳島大学の樋口さんと懇談したとき、樋口さんは「利敵行為」という話をされ、彼が昔川崎の調査に関わったときに市の職員に感じたパターナリズムに厭気がさしたが、「利敵行為」になることを恐れてそのことには触れなかったという話でした。2008年の9月のブログをごらんください、いくつか寄稿があります。
(http://anti-kyosei.blogspot.com/2008/09/blog-post_1813.html)
樋口さんが「在特会」のことを知っていたとは思いませんが、「門戸の開放」には右翼が外宣車が来たとのことでしたから、これからの闘いはいろんなファクターを考え、複合的な戦略を練る必要があるように思います。これまでは、私たちはいわゆる正論を掲げ、「共生」の問題点の指摘とその問題がもつ意味を考えてきました。それはそれで必要であり、正しかったと思いますが、それにとどまらず、問題の所在を深く捉え、いろんな立場の人たちとのつながりを強めて広範囲な運動を展開したいと思います。
その第一歩は、「戦争に行かない外国人は、準会員」と言い放った阿部現市長の三選を阻止することです。右翼との闘いが始まります。違いではなく、共通点を求めて実際的な運動を展開をしたいものです。
--
崔 勝久
SK Choi
2009年4月15日水曜日
注目! 阿部市長の外国人市民に関わる過去の発言
みなさんへ
阿部現市長が初当選したときに、月刊「正論」2002年1月号で「戦争に行かない外国人は『準会員』」と発言したことはひろく行き渡るようになりましたが、このたび、新たな発言内容を再発見しました。「正論」よりもっと露骨に、語られています。阿部市長の思想をしっかりと再確認したいと思います。
崔 勝久
―――――――――――――――――――――――――
阿部市長の外国人市民に係る発言(<市民参加についての議論の中で>)
(於2002年2月6日、第15回「地方新時代」市町村シンポジュウム全体会)
司会)
「もう一つ、参加の問題を考えるときはですね、誰が参加するのか、特に最近は外国人のですね、国籍がない方でも住民で住んでらっしゃる、そういう人をどう扱うのかという問題がでていると思うんですけども、川崎はだいぶ進んで全国に先駆けていろいろなことをやっていますが、つまり住民とは何かというこういうカテゴリーに関わる話しですけども、その辺は阿部さんはどんなお考えでしょうか」
阿部市長)
「あの、あの、基本的にね、外国人、地方自治制度では、市民、住民というのは、国籍は関係ないわけですからね、だから、まちづくりなんかについては参加してもらってやっている。川崎市では外国人の市民会議をつくってね、そこでの意見を参考にして、それ政策に取り入れるということをやっているんですが、しかし、それは議会じゃありませんから、正式な決定権限があるわけじゃなくて、あくまでも参考意見ということになるわけですよね。
あとね、参政権の問題は非常に難しいと思うんですよ。私は、やっぱり今の地方自治体が、国の仕事、国全体、国というのは、極端にいうと戦争をするための単位ですからね、だから国のね、国の権限を地方自治体が行使している間はね、やっぱり国の立場を尊重しなければいけないと思っているんですよ。でね、全く分権、地方自治が自分たちの地域を自分たちで決定できるような状態になっていればね、なっていれば、外国人であろうと、日本人であろうと、関係なく同じく参政権があっていいと思うんですが。自分たちがそれでいいといえばね。だから、地方自治体ごとに分権が進めば地方自治体ごとに判断できるようにすればいいんであって、ただ会員と準会員は違うということ、これはやっぱりきちんと区別しておかないといけないと思っています。正会員と準会員は違うということですよ。どんな会合でも。」
(民闘連ニュースより、http://www008.upp.so-net.ne.jp/mintouren/topc10.htm)
阿部現市長が初当選したときに、月刊「正論」2002年1月号で「戦争に行かない外国人は『準会員』」と発言したことはひろく行き渡るようになりましたが、このたび、新たな発言内容を再発見しました。「正論」よりもっと露骨に、語られています。阿部市長の思想をしっかりと再確認したいと思います。
崔 勝久
―――――――――――――――――――――――――
阿部市長の外国人市民に係る発言(<市民参加についての議論の中で>)
(於2002年2月6日、第15回「地方新時代」市町村シンポジュウム全体会)
司会)
「もう一つ、参加の問題を考えるときはですね、誰が参加するのか、特に最近は外国人のですね、国籍がない方でも住民で住んでらっしゃる、そういう人をどう扱うのかという問題がでていると思うんですけども、川崎はだいぶ進んで全国に先駆けていろいろなことをやっていますが、つまり住民とは何かというこういうカテゴリーに関わる話しですけども、その辺は阿部さんはどんなお考えでしょうか」
阿部市長)
「あの、あの、基本的にね、外国人、地方自治制度では、市民、住民というのは、国籍は関係ないわけですからね、だから、まちづくりなんかについては参加してもらってやっている。川崎市では外国人の市民会議をつくってね、そこでの意見を参考にして、それ政策に取り入れるということをやっているんですが、しかし、それは議会じゃありませんから、正式な決定権限があるわけじゃなくて、あくまでも参考意見ということになるわけですよね。
あとね、参政権の問題は非常に難しいと思うんですよ。私は、やっぱり今の地方自治体が、国の仕事、国全体、国というのは、極端にいうと戦争をするための単位ですからね、だから国のね、国の権限を地方自治体が行使している間はね、やっぱり国の立場を尊重しなければいけないと思っているんですよ。でね、全く分権、地方自治が自分たちの地域を自分たちで決定できるような状態になっていればね、なっていれば、外国人であろうと、日本人であろうと、関係なく同じく参政権があっていいと思うんですが。自分たちがそれでいいといえばね。だから、地方自治体ごとに分権が進めば地方自治体ごとに判断できるようにすればいいんであって、ただ会員と準会員は違うということ、これはやっぱりきちんと区別しておかないといけないと思っています。正会員と準会員は違うということですよ。どんな会合でも。」
(民闘連ニュースより、http://www008.upp.so-net.ne.jp/mintouren/topc10.htm)
2009年4月13日月曜日
伊藤さんへの質問とご回答
(1)崔からの手紙ーその1(4月12日)
休日はいかがお過ごしですか。昨日添付で送っていただいたエッセーに関する私の感想です。勿論、伊藤さんの書かれたエッセーには原稿の枚数制限があったでしょうから、そのエッセーだけをとりあげるのは問題であると理解しております。
もし伊藤さんの原稿を私たちのブログに掲載し、MLで送付することを承諾いただけるのでしたら、私の意見・質問も併せて公開させていただきます。私は伊藤さんを老師と仰ぎ、対話を通して事柄をより深く思考したいと願っているのであり、その点に関する誤解のないようにお願いする次第です。
1.日本政府とメディアの北朝鮮に対する昨今の対応はまさに「狂態」であり「過激反応」であるという点、日本政府の対米従属の姿勢、「朝鮮に対する植民地主義の完全な清算なしには、東アジアにおける日本の未来は開けない」というご指摘には賛同します。
2.伊藤さんの論理は、そもそも「安保理決議1718」は不当だという前提であり、 仮にそれを持ち出すとしても、人工衛星は安保理決議に反するという主張は拡大解釈であるというものです。従って人工衛星であったのかミサイルなのかという判断は重要になってきます。日米と北朝鮮は今回の実験がミサイルであったのか、人工衛星であったのかについては異なった主張をしていますが、伊藤さんはどのような根拠で人工衛星であったとされるのでしょうか。例えばこの間、南北朝鮮はテロに関して全く反対の見解を展開してきました。どちらの主張が正しいと判断するのかについては、その根拠が必要と思われます。
3.伊藤さんのエッセーには北朝鮮の拉致事件のことが触れられていませんが、それはどういう理由によるのでしょうか。私自身は金時鐘氏の主張のように、過去の朝鮮の苦難と引き換えにするような論議は避けるべきだと思いますが、拉致事件はそんな過去のことにまったく触れないで、日本の責任を完全に無視していることに違和感を抱いています。しかし今回の「狂態」の背景には日本人の拉致事件に対する反発があるのであり、その日本人の感情を無視することはできないと思います。
4.伊藤さんの日本政府批判の中に、在日の団体(総連)に対する日本政府のとった政策の問題の指摘が欠けています。また、一般の日本人の彼らに対するバッシングには触れられていません。多くの日本人はそれらを仕方のないものと考えているようです(むしろ、当然だと)。この点はどのようにお考えでしょうか。
崔 勝久
(2)伊藤さんからのご返事(4月13日)崔 勝久 様
お手紙拝見しました。
「休日はいかがお過ごしですか」というお尋ねですが、私には休日も平日もなく、休日の方が忙しいようです。
さて、お尋ねにお答えします。
1. まず「伊藤さんは どのような根拠で人工衛星であったとされるのでしょうか」というお尋ねです。それは北朝鮮政府がすでに1月頃から「人工衛星を打ち上げる」と公表してきたのですから、私はそれを信じますし、日本をはじめ他の国々も、それを素直に信じなければ友好関係は築けない、と思っているからです。
2. 「伊藤さんのエッセーには北朝鮮の拉致事件のことが触れられていませんが、
それはどういう理由によるのでしょうか」。
もし日本政府が、「拉致事件」が未解決だから人工衛星の打ち上げに反対だと言うのでしたら、「拉致事件」について正面から書く必要がありますが、そうではないので、「拉致事件」については他の機会にも書いてきていますので、限られたスペースで中途半端に書くことはかえって誤解を生む恐れもありますので、ここでは触れないことにしたのです。
3.「伊藤さんの日本政府批判の中に、在日の団体(総連)に対する日本政府の
とった政策の問題の指摘が欠けています。また、一般の日本人の彼らに対する
バッシングには触れられていません」
この問題についても紙幅が限られていたので、正面からは取り上げていませんが、最後に「日本の植民地主義の未清算」ということを書いたのは、それらの問題全部を含ませてのことです。ここで私が「日本政府」と書かずに「日本の」と書いたのは、麻生政府だけでなく日本人の大部分がいまなお植民地主義を清算していないと考えているからです。
私のエッセイが「マスコミ市民」に掲載されるのは、5月に入ってからですが、あなたのブログに掲載しても雑誌の売れ行きが減る恐れは100%ないでしょうから、ブログ掲載は構いません。
伊藤 成彦
(3)崔からの手紙ーその2(4月13日)伊藤 成彦さんへ
そうですか、忙しく活動されているのは何よりですね。了解です、ありがとうございます、ブログとMLで掲載させていただきます。
伊藤さんのご意見はわかりました。言及されていないのは原稿枚数の問題であることは重々、理解しております。
北朝鮮は私の故郷で父の出身地です。しかし私は北朝鮮政府の発表をすべてそのまま信じるということはありません。いや、北朝鮮と限定すれば誤解がうまれそうですね。私は基本的に、北朝鮮であれ、韓国、アメリカ、日本どこでも為政者の発表をそのまま信じることはありません、絶えず、裏に何があるのか、どのような思惑か、自分なりに情報を集め、判断するようにしています。
人工衛星かミサイルか、この点に関して伊藤さんは北朝鮮(当局)が発表したのだからそのまま信じる、信じなければならないというお考えのようですが、その点に関しては私は賛成できません。今回に関して言えば、ロシアは初めは人工衛星成功と言っていましたが、すぐに撤回していますね。最終的に、中国もロシアも今回の件に関しては、人工衛星であるという北朝鮮の主張を支持しませんでした。
10月にある川崎の市長選では全力をあげて阿部三選を阻止をしたいと考え、共産党とも市民運動グループとも協力しあいながら、違いよりも共通点を求めて闘いたいと思っています。ご経験豊富な伊藤さんのご指導、ご協力を心からお願いする次第です。
伊藤さんのますますのご活躍を祈ります。お身体にはくれぐれもお大事に。
崔 勝久
休日はいかがお過ごしですか。昨日添付で送っていただいたエッセーに関する私の感想です。勿論、伊藤さんの書かれたエッセーには原稿の枚数制限があったでしょうから、そのエッセーだけをとりあげるのは問題であると理解しております。
もし伊藤さんの原稿を私たちのブログに掲載し、MLで送付することを承諾いただけるのでしたら、私の意見・質問も併せて公開させていただきます。私は伊藤さんを老師と仰ぎ、対話を通して事柄をより深く思考したいと願っているのであり、その点に関する誤解のないようにお願いする次第です。
1.日本政府とメディアの北朝鮮に対する昨今の対応はまさに「狂態」であり「過激反応」であるという点、日本政府の対米従属の姿勢、「朝鮮に対する植民地主義の完全な清算なしには、東アジアにおける日本の未来は開けない」というご指摘には賛同します。
2.伊藤さんの論理は、そもそも「安保理決議1718」は不当だという前提であり、 仮にそれを持ち出すとしても、人工衛星は安保理決議に反するという主張は拡大解釈であるというものです。従って人工衛星であったのかミサイルなのかという判断は重要になってきます。日米と北朝鮮は今回の実験がミサイルであったのか、人工衛星であったのかについては異なった主張をしていますが、伊藤さんはどのような根拠で人工衛星であったとされるのでしょうか。例えばこの間、南北朝鮮はテロに関して全く反対の見解を展開してきました。どちらの主張が正しいと判断するのかについては、その根拠が必要と思われます。
3.伊藤さんのエッセーには北朝鮮の拉致事件のことが触れられていませんが、それはどういう理由によるのでしょうか。私自身は金時鐘氏の主張のように、過去の朝鮮の苦難と引き換えにするような論議は避けるべきだと思いますが、拉致事件はそんな過去のことにまったく触れないで、日本の責任を完全に無視していることに違和感を抱いています。しかし今回の「狂態」の背景には日本人の拉致事件に対する反発があるのであり、その日本人の感情を無視することはできないと思います。
4.伊藤さんの日本政府批判の中に、在日の団体(総連)に対する日本政府のとった政策の問題の指摘が欠けています。また、一般の日本人の彼らに対するバッシングには触れられていません。多くの日本人はそれらを仕方のないものと考えているようです(むしろ、当然だと)。この点はどのようにお考えでしょうか。
崔 勝久
(2)伊藤さんからのご返事(4月13日)崔 勝久 様
お手紙拝見しました。
「休日はいかがお過ごしですか」というお尋ねですが、私には休日も平日もなく、休日の方が忙しいようです。
さて、お尋ねにお答えします。
1. まず「伊藤さんは どのような根拠で人工衛星であったとされるのでしょうか」というお尋ねです。それは北朝鮮政府がすでに1月頃から「人工衛星を打ち上げる」と公表してきたのですから、私はそれを信じますし、日本をはじめ他の国々も、それを素直に信じなければ友好関係は築けない、と思っているからです。
2. 「伊藤さんのエッセーには北朝鮮の拉致事件のことが触れられていませんが、
それはどういう理由によるのでしょうか」。
もし日本政府が、「拉致事件」が未解決だから人工衛星の打ち上げに反対だと言うのでしたら、「拉致事件」について正面から書く必要がありますが、そうではないので、「拉致事件」については他の機会にも書いてきていますので、限られたスペースで中途半端に書くことはかえって誤解を生む恐れもありますので、ここでは触れないことにしたのです。
3.「伊藤さんの日本政府批判の中に、在日の団体(総連)に対する日本政府の
とった政策の問題の指摘が欠けています。また、一般の日本人の彼らに対する
バッシングには触れられていません」
この問題についても紙幅が限られていたので、正面からは取り上げていませんが、最後に「日本の植民地主義の未清算」ということを書いたのは、それらの問題全部を含ませてのことです。ここで私が「日本政府」と書かずに「日本の」と書いたのは、麻生政府だけでなく日本人の大部分がいまなお植民地主義を清算していないと考えているからです。
私のエッセイが「マスコミ市民」に掲載されるのは、5月に入ってからですが、あなたのブログに掲載しても雑誌の売れ行きが減る恐れは100%ないでしょうから、ブログ掲載は構いません。
伊藤 成彦
(3)崔からの手紙ーその2(4月13日)伊藤 成彦さんへ
そうですか、忙しく活動されているのは何よりですね。了解です、ありがとうございます、ブログとMLで掲載させていただきます。
伊藤さんのご意見はわかりました。言及されていないのは原稿枚数の問題であることは重々、理解しております。
北朝鮮は私の故郷で父の出身地です。しかし私は北朝鮮政府の発表をすべてそのまま信じるということはありません。いや、北朝鮮と限定すれば誤解がうまれそうですね。私は基本的に、北朝鮮であれ、韓国、アメリカ、日本どこでも為政者の発表をそのまま信じることはありません、絶えず、裏に何があるのか、どのような思惑か、自分なりに情報を集め、判断するようにしています。
人工衛星かミサイルか、この点に関して伊藤さんは北朝鮮(当局)が発表したのだからそのまま信じる、信じなければならないというお考えのようですが、その点に関しては私は賛成できません。今回に関して言えば、ロシアは初めは人工衛星成功と言っていましたが、すぐに撤回していますね。最終的に、中国もロシアも今回の件に関しては、人工衛星であるという北朝鮮の主張を支持しませんでした。
10月にある川崎の市長選では全力をあげて阿部三選を阻止をしたいと考え、共産党とも市民運動グループとも協力しあいながら、違いよりも共通点を求めて闘いたいと思っています。ご経験豊富な伊藤さんのご指導、ご協力を心からお願いする次第です。
伊藤さんのますますのご活躍を祈ります。お身体にはくれぐれもお大事に。
崔 勝久
登録:
投稿 (Atom)